伯母様って地名?!高岳院物語

2020年 05月 01日

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能満寺の末寺で600mも離れてない伯母様という場所に高岳院と言う寺がありました。(地名は、珍しさからテレビでも取り上げられるほど。)

徳川幕府から御朱印地5石を賜るお寺で、能満寺が7石だったので、ある程度の規模だったと想像されます。明治の記録では2町の畑があったとあります。開基は布施弾正で、その伯母様が住んでいたので、伯母様という地名になっています。

その伯母様の菩提を弔うために建てられたのが高岳院です。

本尊様は、聖観世音菩薩。

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光背には、江戸時代の鏡があります。写真は裏面です。

藤原光永作 古鏡(江戸時代)
小さい誕生仏は、高岳院のもの。
小さい方が、高岳院の韋駄天様

 誕生仏、韋駄天様と、かなりのものが揃っています。

農地解放があって先々代の住職が、本堂の再建を計画していましたが、その住職が亡くなって次の年に急遽廃寺となりました。

研修道場としたり違う形での再建を考えて行きたいと思います。

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