上海のお寺 宝山寺

2017年 06月 19日

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能満寺の本堂を新築するのですが、設計施工は、世界で一番古い会社と言われている、金剛組さんにお願いすることになっています。

前回の厦門仏事展覧会で知り合った、宮大工の金田さんは、その金剛組で現場監督をしていたのが、宮大工の道を歩むようになった人です。

世間は狭いもので、うちの担当者の後輩に当たるそう。

その金田さんは、今や弟子もいるようで、中国に唐の時代の建築を戻そうと頑張っています。

上海の宝山寺も、やはりそういった中国仏教界の要請に従って日本人が造った建物だそうです。
会社は安徽省にあります。

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尊重しよう、公民的な宗教信仰の自由。
法によって宗教事務を管理します。

勝手なことはさせない、って事ですね。
当然、政府の方針を表してます。

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伝統的な、五台山の仏光寺のような組み物が見えます。

木造でとても大きな建物ですが、材料はアフリカ檜(もしくはケヤキ?)だそうです。

中国がアフリカに投資するわけですね。
アフリカが、中国化して砂漠が広がるんじゃないか心配ではあります。

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ただ箱を作って外から組み物風の木材をはめ込む建築が多かったのですが、これからは本格的な寺院建築が中国でも広がりそうです。

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日本好きの住持が製作中の庭

次は、日本式庭園の模倣が待ってるかも

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