香港のお茶室

2017年 01月 12日

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香港にある茶道裏千家の斉藤先生のご一家には大変お世話になり、この度の本堂新築に際して、ご寄付も頂いております。

その御礼とご挨拶に香港城市大学にあるお茶室にお邪魔致しました。

場所が決まった時、大宗匠がお見えになりご一緒させていただきましたが、完成してからは初めてです。

わずかな記憶をたどって何とかお茶室にたどり着くことができました。

工事中だった記念校舎も立派に出来上がってます。
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お茶室は、裏千家の設計士さんの設計で全て日本で作って組み立てで出来るようになっているそうです。
宮大工さんならお手の物でしょうか。

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立礼のスペースともう1箇所畳の場所があって、3ヶ所いっぺんにお稽古ができます。

掛け軸は前大徳 碩道 和尚 筆 「松樹千年翠」でした。大正時代の大徳寺派安養寺の
御住職、秋吉碩道和尚でしょうか?

庵号額は大宗匠の揮毫。

特筆すべきは校舎のホールからガラス張りで丸見えという事。

意識せずともお茶のお稽古が香港城市大学の学生さんの目にさらされるようになっています。

実際、お稽古に来てる方は、香港人が多いですし、日本文化の浸透、日本好きな香港人の発掘に一役買っているようです。

外交における草の根運動とも言えます。

さらなる発展を祈念しております。

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