山門建設 木材検査

2018年 11月 26日

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今回、山門も建設することになり、宮大工の金田(かなた)さんと奈良県吉野の吉野銘木さんへ行って来ました。

まずは、大工さんの大阪にある工場へ。
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原寸が引かれてました。

思った以上に大きい門です。

工場は、楽しい空間へと変化していきます。

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手前は、能満寺旧本堂の床の間の板。

この山門は、旧本堂の部材を多用していただきます。

火伏せの門として建立の予定。

旧本堂は、大山の安政の大火で燃えなかった喜楽坊の材料で再建されたので、その材料を使った門は、火伏せの門として崇めましょう、となります。

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言わずと知れた、五右衛門風呂。


次に車に揺られて、吉野銘木さんを目指します。

本堂の材料も実は、吉野銘木さんから仕入れてるので、行くのは楽しみでした。

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虹梁の材料。大きかったです。

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柱の材料。

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これ全部、門の材料。

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槍かんな。

帰りは、興福寺の根本中堂を参拝しました。
新しく、力強い佇まいに息を呑みます。

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お隣の元興寺さんは、やはり宝物の宝庫。

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国宝の極楽院。
奈良時代の建物です。
注目すべきは、この時代、節のある材木を多用していること。
これが、国宝のなるんですと金田さんの力説に納得。
綺麗な肌ばかり追い求めてはいけませんね。
長持ちこそ御堂の命ですからね。
山門は極力、節ありの材料で建てます‼️

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