京都の仏師さん 本尊様

2017年 06月 07日

未分類

京都の仏師 村田岱觀 師の元へ仏像修復の進捗状況を確認に行きました。

まずは本尊様 虚空蔵菩薩
南北朝時代の仏像

image

金物の首飾りや宝冠がないのでシンプルに見えますが、ずいぶん良くなりました。
台座は、ネズミにかじられてたので、塞いでもらったりしました。

続いてお地蔵さま。

昔は、寺領でも離れた地蔵塚という所に御堂があったそうです。
その後、暴風で御堂が破損して中谷戸に移築。明治維新の上地に寄って、能満寺の本堂へ安置されたとあります。

image

粉の金箔が顔を覆っていたそうですが、それを丁寧に落としたら、昔の本来の金箔が出て来たそうです。
このままでも良さそうと言うことでお地蔵さまは、衣を直して古色仕上げ。

開山様 無印素文禅師
建長寺の開山 大覚禅師から数えて4代目。大覚禅師ー同源同本ー了堂素安ー無印素文 貞和3年(1348年) 7月1日 示寂

image

いつの時代か、直されて眉毛が上の方に書いてあったのが、今回は自然な位置に。
玉眼。袈裟は、無地だったが仏師さんの技で素敵な柄になりました。

高岳院の御本尊。聖観世音菩薩。室町時代の作。
布施氏の伯母さまの菩提をともらうために建立された。
手前は、聖徳太子と不動明王。

image

これから観音さまは、金箔が施されます。
聖徳太子と不動明王は、古色仕上げにするか検討中。

能満寺は、江戸時代に7石の朱印地を頂戴しており、高岳院は、5石を頂戴していました。その恩に報いるため、代々将軍様の位牌をお祀りしております。
古いものだったので今回修復いたしました。

image

これから金箔を施します。

開山さまの位牌も漆を施してもらいました。

こんだけ修理に出していますが、能満寺には、まだ阿弥陀さんと新田地蔵さんがおられます。お参りいただければ、応分の加護がありますので、お参り頂きたいと思います。

実は、隣の部屋に小田原下曽我の法輪寺さんの御本尊も修理に来ていました。

image

法輪寺さんとは開山さまが兄弟弟子。(法輪寺では、了堂素案禅師が勧請開山)
そんな兄弟寺の本尊様が680年経って初めてご対面!!!

すごいことです。

コメントを残す

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。