加工場 見学

2019年 07月 23日

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久しぶりに宮大工さんのところへ行ってきました。圏央道で鶴ヶ島までお送りいただいて、落慶式で揮毫いただいた前田鎌利先生と合流して加工場へ。1400年の歴史を感じる対話に心を打たれました。

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まさに今、取り組んでいたのは、大きな鐘楼です。組物が半端ないですね。

改めて、宮大工さんのこだわりに感銘を受けました。

乾燥室、原寸場と進んでカンナから出る紙状のカンナ屑をいただいて加工場を後にしました。

東京本店の近くで本店長の多田様と合流してお話を伺いました。

鎌利先生と多田本店長との会話で共通の思いが明らかに。

「日本文化を継承することは、経済的に右肩あがりの急上昇の結果を出すのは不可能である。」

たしかに、生産性のない建物を、ほぼ寄付で建てるなんて事は、経済の常識で言えばとんでもない例外と言わざるを得ないでしょう。

禅の継承は、同じ器の水を一滴も漏らさず次に譲ると表現されます。

今あるものを如何に次の世代に伝えるかと言うところに、日本文化の継承に生きる、全ての人の幸せとこだわりが詰まっていると感じます。

もう少し頑張ってみましょうか。














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