智徳禅院 老師に相見

2017年 07月 03日

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ベトナムの竹林派の本山、常照禅院の老師に会うためにホーチミンの地へ降り立ちました。

やはり、バイクが多い。
車が増えないように、車の税率は200%だそうです。日本で200万円の車は、ベトナムで600万円。一般人には買えない金額ですね。

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迎えに来てくれたのは、グエンくん(一応能満寺の弟子)の友達の友達です。

常照禅院に行くと思いきや、老師は30分離れた所に5年前にできた寺を兼務していて、そこにいるらしい。

智徳禅院。

なんと此処にも、200名ほどの修行者がいるといいます。

老師にお会いして、伝える事を整理します。

1、今後も日越禅交流を盛んにしていきましょう。

2、能満寺の本堂が落慶した暁には、光恵禅師を日本へ派遣して欲しい。

3、日本の禅に関して伝える機会を作って頂きたい。

4、神奈川県は、大和に難民事務所があったのでベトナム人も多いので、その方達の宗教的支柱を作る事を応援して頂きたい。

そんな話をして、快諾頂きました。
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その後、尼僧堂で食事の用意をして頂きました。

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食べきれないほどの、素食。
ありがとうございました😊。

1日の流れは、3時に起きて、参禅。
5:30頃朝ごはん(粥座)。
作務をして10:30昼食(斉座)
午睡をして講義という流れのようです。全くもって日本の禅堂と同じです。

それもその筈、基本は百丈清規だそうです。

その後、講座があり、拝聴することに。
意味は分からないので専ら座ってる事に専念。
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その後、有名な醤油づくりの現場や、園頭などを見て常照禅院に移動。
とても作務が激しいようです。

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常照禅院に移動して子供達の学んでいるエリアへ。

此処には、140名の子供らがお経の勉強をしているそうです。

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坐禅は1日2回。
40分ずつ。

大きい子もいますが、18歳をすぎると智徳禅院に移ります。大学へ行く人は1人もいません。
智徳禅院自体が、禅の大学と言った機能を持っているようですね。

それにしても、5年前に2~300人の収容できる寺ができていた事に驚きを隠せません。

思えば、建長寺の開山様、蘭渓道隆禅師が日本に来て1500人もの修行僧が集まったと言うのもこの様な勢いの元かと、ただただ感動してしまいます。

授業が終わったので、日本のお土産を渡します。

十分な数が有りそうです。

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一安心。

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