涅槃会

2022年 02月 15日

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お釈迦様の御命日にあたる涅槃会です。

亡くなる前にお釈迦様は、故郷のカピラバスを目指して北へ北へ旅を続けていました。

鍛冶屋のチェンダが供養した食べ物を食べて、下痢をして、しばらく旅を続けてクシナガラでお亡くなりになられました。

季節外れの沙羅双樹の花に囲まれて、多くの生き物や弟子たちに見守られて、天からはお釈迦様が生まれた時に生き別れたお母様マーヤ夫人も降りて来られました。

後を任せた摩訶迦葉は、旅路の途中で亡くなる場面には居合わせませんでした。まだ直ぐに行ける距離ではありません。

クシナガラでは、いざ荼毘にふそうと火をつけるのですが、なかなか火がつきません。

摩訶迦葉がクシナガラに辿り着き、お釈迦様の足に触れた時、初めて火が燃え上がりました。

小さな動物までも悲しんでくれると言う真実は、無我に生きる修行の表れでしょうか。

私があなたで、あなたが彼で、広がっていきます。

ひろくひろく、もっとひろく。

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